子供さんのどもりで悩むお母さん、お父さんたちへ > 子供の将来が心配…

子供の将来が心配…

子供がどもりで将来の職業が心配です。(1)

吃る事実を認め、誠実の仕事をこなす決意と意欲が
あれば道は開ける!

吃りの子供の親の心配は、面接試験に合格できるか、
仕事ができるかなど将来の仕事のことでしょう。

どもり(吃音)を隠し、話すことから逃げていれば、子供さんのどもり(吃音)は
就職活動でも仕事上でもマイナスとなるでしょう。

しかし、どもりの事実を認め、誠実の仕事をこなす決意と
仕事への意欲があれば道は開けます。

多くの人が自分なりの工夫や努力で乗り切り、様々な分野の
仕事に就いています。

どもり(吃音)が不利なのは、音声だけで仕事が成り立つ声優や
アナウンサーぐらいです。

それでも今、人気のテレビキャスターはどもりますし、
どもり(吃音)の落語家や声優は大勢います。

みんな多種多様な職業に就いている!

どもりの人のセルフヘルプグループの大阪吃音教室で、
参加している人の職業を出してみると、公務員や会社員、
職員のほかに多種多様な職種についていました。

石材加工業、林業、テレビカメラマン、土木設計、エンジニア、
福祉施設長、消防士、海上保安官、新聞記者、保育士、税務署員、

結婚式場司会業、幼稚園・小学校・中学校・高校・専門学校・
大学の教員、将棋棋士、保険外交員、医師、レントゲン技師、

僧侶、スピーチセラピスト、言葉の教室教師、整体師、ピアニスト、
会社・レストラン経営、刑務官、電車・バス運転手、飛行機・

自動車整備士、製薬会社研究員、図書館司書、裁判所職員、
バスガイドなど。

話すことの多い職業に就いた方々が元気!

大勢のどもり(吃音)の方の人生に付き合うと、一つの発見があります。
できるだけ話さなくてすむ仕事より、話すことの多い仕事に
就いた方ほうが多いだけでなく、その人たちは元気です。

当初は苦しくても、否応なしにどもり(吃音)と直面するために、どもりと
上手に付き合うことができるようになったからでしょう。

職業選択は、吃るから話すことの少ない仕事ではなく、
何が好きか、何がしたいかを基準に考えることが大切です。

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子供がどもりで将来の職業が心配です。(2)

早い時期に親子一緒に考えよう!

親として子供がどもりで就職にハンディがあると予想するのであれば、
そのことをチャンスに、できるだけ早い時期に職業について一緒に
考えることが必要です。

どのような仕事があり、どのような内容か、どのような勉強をすれば
その職業に就けるのか。

親と子が職業について考え、仕事をしている人に実際に話を
聞いたり見学すれば仕事のイメージが作れます。

どもりのない人よりも、早く職業について考えることができれば、
自分の将来の人生設計を早期につくることができます。

誰もが、自分のした仕事に就ける訳でないのは、どもる人も
どもらない人も同じで、どもり(吃音)だけが問題とはならないでしょう。

仕事を選ぶ基準は、何が好きか、何がしたいか

私の友人は、三ヶ月でどもり(吃音)を治せなかったらくびにすると
社長に言われ、直せずに解雇されました。

失業してから、本当に就きたかった仕事を探り、できるはずがないと
諦めていた教師を目指しました。

今、教員として活躍しています。

緊急の連絡が大変だという消防士。

「息を吸って」の後、「止めて」が言えなかったレントゲン技師。

患者の体温の数字が言えなかった看護士。

「あの時困った」と笑いながら話しますが、現実には仕事上
様々な困難があったことでしょう。

その困難への対処として、どもり(吃音)を直すという発想ではなく、
誠実にその仕事に向き合い、この人たちは自らの力で道を
切り開いてきたのでした。

(参考) 伊藤伸二著 知ってますか?どもりと向き合う 一問一答

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