子供さんのどもりで悩むお母さん、お父さんたちへ > 何故、どもり・吃音になるのか > どもり・吃音の原因(3) 発育段階における社会的(特に対人関係)不適応
何故、どもり・吃音になるのかどもり・吃音の原因(3) 発育段階における社会的(特に対人関係)不適応
人間は生まれてから両親に育てられ、両親を中心とした環境で
言葉を憶えます。
その後、近所の友達と遊ぶということを通じて、初めて
社会生活を経験し言葉でコミュニケーションを計ります。
次に幼稚園のような学校に行くことにより、より多くの人々と
コミュニケーションを取るようになり、徐々に大きい社会組織の中で
社会生活をしていきます。
これらの社会生活の体験の中で言語機能をより成長させ、
また、社会的にも成長していきます。
近所の友達は友達でもあり良きライバルです。また、
学校の仲間も友達であり良きライバルです。
自分以外の人間と関係を持つことは、自分だけの考え方で物事を
進められないことに気付きます。
人間はこのような試練を乗り越えることにより成長していく
ものです。
殆どの人はそれぞれの力とレベルでそれぞれのやり方で
この試練を越えていきます。
このとき、自分のもって生まれた性質と成長段階から考えて、
この試練が厳しすぎるとどもり・吃音が発生することが
考えられます。
何故ならば、これらの試練は対人間的な試練で、そこには
コミュニケーションの手段としての会話が大きな役割を持つ
からです。
言葉は人間が持つの能力の中で、非常に高度な能力の一つですから、
ここにその影響が現れやすいと考えられます。