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どもり・吃音になる過程どもり・吃音になる過程
仮性吃音から真性吃音を経て固定吃音となる吃音化スパイラル過程についてご説明しましょう。
上記のような原因でどもり(吃音)になると思われますが、
初期の頃は本人はほとんど気にしていないことが多いようです。
〇仮性吃音(1次吃音)
どもり(吃音)に気がついていないときもあります。
少し気にするようになっていても、まだそれほど大したことがない
どもり(吃音)であると考えられます。
この時期のどもり(吃音)を仮性吃音(1次吃音)と呼ぶことにします。
精神的ストレスが原因でなった仮性吃音の場合は、
心の傷を癒したり表現したりするためのどもり(吃音)ですから、
これらは積極的な意味を持ったどもり(吃音)と考えられます。
〇仮性吃音から真性吃音へ
仮想吃音による吃音に周囲の人が反応(笑ったりいじめたり)し、
その反応が本人に精神的にストレスを与え、心に傷をつけ
それが本人を本当のどもり(吃音)にすると考えられます。
特に、このことは物心つく頃や青春時代の感受性の強いときには
著しいと考えられます。
これを真性吃音(2次吃音)と呼ぶことにします。
すなわち、真性吃音とは「本人がそれを意識しているどもり(吃音)で、
意識することにより「話せないのでは?」と不安がり、
ストレスをかけ続けているどもり(吃音)」です。
真性吃音は、もはや心の傷を表現するための手段ではなく、
どもり(吃音)そのものが心の傷になっています。
真性吃音者になると、話す前にうまく話せるかどうか心配したり、
最初の語が出てくるかどうかを心配したりします。
それがまた、どもり(吃音)を誘発します。
どもることによる恥ずかしさや悲しみは、益々心に傷をつけ
恐怖心を植えつけ、同時にどもる条件反射を成長させたり、
無意識のうちに、「どもるのではないか」、「どもるに違いない」
などという自己暗示をかけたりしている様です。
〇吃音化スパイラル〇
また、どもることによってどうしても話す量が少なくなるので、
話すことを司どっている脳や筋肉などの器官を退化させ、
その結果どもり(吃音)を固定化してしまいます。
固定化されたどもり(吃音)を固定吃音と呼ぶことにします。
このどもり(吃音)になる過程を吃音化スパイラルと呼ぶことにします。
強いストレスがかかり続けると、この先には失語があるのかもしれません。